2015年8月28日金曜日

Grado GH1 (Heritage Series) ヘッドホンのレビュー

マニアックなヘッドホンとして名高いGrado(グラド)の、限定モデル「GH1」のレビューです。

Grado GH1

Gradoはニューヨーク・ブルックリンに本拠地を構えるオーディオメーカーで、主にヘッドホンとレコードプレーヤー用の針(カートリッジ)を製造している小さな会社です。

日曜大工のようなルックスのGradoヘッドホンは、完全開放型で遮音性は皆無、そして刺激的な音色ということで、コアなマニアが惹かれる個性的な逸品です。

2015年7月に発売されたGrado GH1は、新規ヘリテージ・シリーズの第一号機で、本拠地ブルックリン近郊で伐採されたメープル木材を使用した、同社の歴史を振り返るといった趣向のモデルです。木材の数が限られているため、限定1,000台ということで、在庫は少ないようです。

2015年8月20日木曜日

AKG K3003 イヤホンのレビュー


今回は、オーストリアの名門ヘッドホンメーカー「AKG」のイヤホン「K3003」を紹介します。

AKG K3003

コンパクトな筐体ながら、ダイナミックドライバと2つのバランスド・アーマチュア(BA)を搭載した3WAYハイブリッド構造のイヤホンです。

2011年発売の商品で、販売価格が12−13万円台ということで、イヤホンの中ではとても高級な部類に入ります。

この価格帯だと他社製品では、たとえば6WAYなど更に多数のドライバを搭載していたり、自分の耳型を作るカスタムIEMなども視野に入ってくるのですが、K3003は一見無難ながら、それらに引けを取らない魅力があるイヤホンです。

2015年8月8日土曜日

ゼンハイザーHD800、ベイヤーダイナミックT1、AKG K812の比較試聴

これまで三回にわたって、ゼンハイザーHD800、ベイヤーダイナミックT1、AKG K812の各ヘッドホンについて紹介してきました。

三者三様の素晴らしいヘッドホンです

↓ ゼンハイザー HD800のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800.html

↓ ベイヤーダイナミックT1のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html

↓ AKG K812のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/akg-k812.html

それぞれの記事で音質に関してのインプレッションを個別に書き留めても良かったのですが、どのヘッドホンも非常に高音質で褒め言葉しか見つからなかったため、それだけではあまり参考にならないと思いました。

というわけで、これら三機種を同環境・同音源で交互に試聴して、各モデルの特徴などを探っていきたいと思います。

2015年8月6日木曜日

ベイヤーダイナミック New T1 (2015年マイナーチェンジ)について

新型 T1 2015年マイナーチェンジ

先日ベイヤーダイナミックT1の感想をまとめたばかりなのですが ( http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html)、早速ニューモデルが発売されるようです。音質が変わるようなので、気になるところです。

広報サイトから、新型T1の側面写真


ベイヤーダイナミック T1 ヘッドホンのレビュー

ドイツの名門ヘッドホンメーカー、ベイヤーダイナミックの最上級ヘッドホン「T1」のレビューです。

ベイヤーダイナミックT1

T1は2009年に登場したセミオープン型モニターヘッドホンで、発売当時の価格が13万円、現在の店頭販売価格が約10万円程度のハイエンドモデルです。ベイヤーダイナミックというと、硬派なスタジオモニターヘッドホンが有名ですが、このT1はそれらの系統を踏襲しながら更に上を目指したフラッグシップ機という位置付けです。

今回はスタジオモニターヘッドホン ゼンハイザーHD800、AKG K812、そしてベイヤーダイナミックT1の三機種を続けて紹介しています。

↓ AKG K812はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/akg-k812.html

↓ ゼンハイザー HD800はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800.html

↓ 三機種の音質比較はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800t1akg-k812.html


2015年8月5日水曜日

ゼンハイザーHD800 ヘッドホンのレビュー

ヘッドホンメーカーの最大手、ゼンハイザーのヘッドホン「HD800」のレビューです。

ゼンハイザーHD800

このヘッドホンに関しては、数年前からずっと所有していながら、これまで感想を書き留めるのを避けてきたような気がします。私自身は未だに意見がまとまらない状態なので、また数年後には印象が変わるかもしれません。それだけ奥が深いヘッドホンです。

2009年にデビューしたハイエンド・スタジオモニターヘッドホンで、その近未来的なデザインに勝るとも劣らない高音質でヘッドホン新世代の幕開けを宣言した、記念すべきモデルです。

今回AKG K812、ゼンハイザーHD800、ベイヤーダイナミックT1の三機種をつづけてレビューしており、音質に関しては後続の記事でそれぞれの比較を行いたいと思います。

↓ AKG K812のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/akg-k812.html

↓ ベイヤーダイナミックT1のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html

↓ 三機種の音質比較はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800t1akg-k812.html


AKG K812 ヘッドホンのレビュー

オーストリアの老舗ヘッドホンメーカーAKGの新世代フラッグシップ・ヘッドホン、K812のレビューです。

K812

2014年2月発売当時の定価は16万円という最高級モデルで、ドイツのゼンハイザーHD800やベイヤーダイナミックT1と肩を並べる、新世代の開放型スタジオモニターヘッドホンです。

2015年には円安の影響で176,000円へ値上がりする価格改定がありましたが、2015年8月現在では店頭販売価格が12万円台で安定しているので、そろそろ手を出してみようと思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は三回に記事を分けて、手持ちのK812、HD800、T1の三機種を比較してみようと思います。

↓ ゼンハイザー HD800のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800.html

↓ ベイヤーダイナミックT1のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html

↓ 三機種の音質比較はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800t1akg-k812.html


2015年8月1日土曜日

iFi Audio micro iDSD用USBケーブルと、 v4.10 ファームウェア・アップデート

以前 iFi Audio micro iDSDについてレビューを載せましたが、非常に完成度の高いUSB DAC・ヘッドホンアンプなので愛用しています。

↓レビュー
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/05/ifi-audio-idsd-micro.html

2015年7月24日にiFi Audio公式サイト(http://ifi-audio.com/)にて最新ファームウェア v4.10が公開されたので、これを導入してみました。

ほぼ1年ぶりの更新です