2015年12月30日水曜日

2015年 個人的ベストなヘッドホンとか

年末は実家で暇を持て余しているので、前回「2015年 ヘッドホン製品のまとめ」を書いてみましたが、今回は個人的に使用頻度が高かった製品などについて書き留めてみます。

今年は色々使った一年でした

2015年に発売された新製品に限らず、一年にわたってプライベートで多用したヘッドホンやDAC・ヘッドホンアンプなど、話題は尽きません。今年買ったどのモデルも、非常に高音質なものばかりでしたが、実際長期間使うとなると、「無意識に手が伸びる、手元においておきたい」商品というのは、ほんの一握りに限定されます。

というわけで、今年一年、何を使っていたか振り返ってみようと思います。

2015年12月29日火曜日

Fostex TH-X00 ヘッドホンのレビュー

フォステクスのヘッドホン「TH-X00」を購入したので、紹介しようと思います。

Fostex TH-X00

2015年12月に発売された密閉型ヘッドホンで、好評を得ているTH900・TH600と同じシリーズの製品です。

このTH-X00は世界1,950個の限定モデルで、米国の通販サイトMassdropとのコラボレーション企画です。11月27日の午前9時にネット販売が開始した途端に、瞬時に完売してしまい、Massdropのサイトが前代未聞のアクセス数でオーバーロードしてしまったという逸話付きで、幸い私も午前9時ジャストにアクセスして無事購入出来たのが、ようやく手元に届きました。

基本的なスペックは、フォステクスTH900・TH600を踏襲していながら、音質などに大きな違いがあり、往年のDENON AH-D5000に回帰したような興味深いモデルなので、そういった部分についてチェックしてみます。

2015年12月26日土曜日

2015年 ヘッドホン製品のまとめ

2015年も年の瀬ということで、今年一年の個人的なヘッドホン生活について振り返ってみようと思います。

今年は色々試聴してきた一年でした

年末は実家に帰省して暇を持て余しているので、思い当たるまま2015年のヘッドホン関連製品について書きまとめてみます。商品ごとの写真を探すのも面倒なので、申し訳ないですがアマゾンリンクを貼っておきます。広告OFFにしていると見えないのであしからず。

2015年12月21日月曜日

ゼンハイザー HD630VB ヘッドホンの試聴レビュー

ゼンハイザーの密閉型ヘッドホン「HD630VB」を試聴してきたので、感想などをまとめてみようと思います。

ゼンハイザーHD630VB

このHD630VBというのは、はっきり言って謎が多いヘッドホンです。2015年初頭に発表された後、まったく音沙汰がなく、2015年12月になってようやく流通在庫が出まわりはじめました。その間、一切のプロモーション努力が感じられなかったため、発売されるまで存在を忘れていました。

名前からわかるようにゼンハイザーの高級機「600」番なので、開放型ヘッドホンの最高峰モデルHD600、HD650と同じクラスの音質なのかと期待を寄せているゼンハイザーファンもいらっしゃるかと思います。

しかし、一見してピュアオーディオっぽくないデザインと、それに見合わない高価格(7万円くらい)という、既存のジャンルでの位置づけが難しい製品です。また、ギミックとして低音の量感を可変できるダイヤルが搭載されているのもユニークです。

2015年12月15日火曜日

SHURE SHA900 ポータブルDAC・ヘッドホンアンプの試聴レビュー

シュアのポータブルUSB DAC・ヘッドホンアンプ「SHA900」を試聴する機会があったので、じっくりと聴いてきました。

Shure SHA900

販売価格が12万円程度とかなり高価な部類のアンプなので、個人的に購入する予定は今のところ無いのですが、シュアー初のハイエンドDACポタアンということで一体どんなものなのか興味津々です。

一般的に高性能ヘッドホンの性能を最大限に引き出すためには、それ相応のヘッドホンアンプが必需品です。ヘッドホンとアンプの費用配分に関してはべつに決まったルールといったものは無いのですが、シュアーの現行トップモデルIEM「SE846」やヘッドホン「SRH1540・1840」はどちらもSHA900よりも価格が安いというのが面白いです。シュアーとしては一体どのような組み合わせで活用することを想定しているのでしょうか。

2015年12月4日金曜日

Chord Mojo DAC についての追記(不具合とか)

Chord Mojo DACの発売当時、個人的に購入レビューを書いてみたのですが、あれから1ヶ月ほど使ってみて色々と経験してきたので、追記をまとめてみようと思います。

イルミネーションはほんとに注目を引きます

↓Chord Mojoのレビュー

Mojoのネットでの評判などを見ると概ね好評で、世界中で在庫が希少な状態が続いているようです。そろそろ時期的に熱も冷めてくることだと思うので、これまで冷静に傍観してきた人たちも、大体の意見がまとまってきた頃ではないでしょうか。

私自身は、実は購入後に一度不具合で返品交換する必要があったため、それも含めて記録しておきます。

2015年12月3日木曜日

64 Audio ADEL ユニバーサルIEMを試聴してきました

64 Audio (1964 Ears)の新しいIEMシリーズ「ADEL」を試聴してきました。

他社の一般的なマルチBA型カスタムIEMと同様に、このADELも2ドライバから12ドライバまで幅広いバリエーション展開しているわけですが、ユニークなセールスポイントとして、ドライバの背圧を上手に逃がして鼓膜への圧迫感を低減する「ADEL Auto Module」というパーツが搭載されています。

ADELの8ドライバと12ドライバモデル
シリーズでカスタム(A-Series)とユニバーサル(U-Series)の両方を展開しているのですが、カスタム版はすでに販売(というか注文受付)が11月末に始まっており、ユニバーサル版は2016年1月に発売だそうです。

今回、カスタム版プロモーションのためにメーカーが店頭に試供しているユニバーサル版を試す機会があったので、せっかくなので全バリエーションを試聴してみました。

2015年12月1日火曜日

AKG K240シリーズ ヘッドホンについて(K240DFとか)

AKGの「K240」シリーズヘッドホン、とくに往年の銘器「K240DF」を紹介したいと思います。

AKG K240DF

前回、「フラットなヘッドホンとは」という話題について書いてみたところ(http://sandalaudio.blogspot.com/2015/11/blog-post.html)、その中で取り上げたAKG K240DFについて興味を持った人からの問い合わせが何件かあったため、今回はこのヘッドホンを含めたK240シリーズについて簡単にまとめてみようかと思います。


2015年11月21日土曜日

ベイヤーダイナミック AK T1p を試聴してきました

Astell & Kernとベイヤーダイナミックのコラボレーション ヘッドホン 「AK T1p」を試聴する機会があったので、1時間ほどお借りして聴いてみました。

AK T1p

なんというか全てにおいて「想像通り」なヘッドホンだったため、これといって書く内容もないのですが、とりあえず覚え書き用に感想をまとめておきます。試聴のみで、実際に購入したわけではないので、その場で思い立った意見のみであまり参考にならないかもしれません。

2015年11月18日水曜日

フラットな音色のヘッドホンとは?

ヘッドホンのレビューばかりやっていても芸が無いので、今回はちょっとヘッドホンの評価において重要なポイントをまとめておきたいと思います。

ヘッドホンに限らず、オーディオ機器のレビューを読んでいると、「フラット」な音色といった表現がよく使われています。私自身も例に漏れず頻繁に使うフレーズですが、では実際に「フラット」というのはどういった意味なのでしょうか。

完璧なヘッドホンなら、測定上フラットなはず?

2015年11月5日木曜日

iBasso DX80 DAPのレビュー

iBassoのポータブル・デジタルオーディオプレーヤー(DAP)「DX80」を購入したので感想をまとめてみます。

海外では2015年11月発売、価格は5万円程度ということで、最近の高音質DAPの中では比較的安価なモデルになります。

iBasso DX80

さすがにAKなど10万円クラスのDAPというのは興味があっても簡単には手が出せないので、5万円くらいというのは妥当な売れ筋路線ではないでしょうか。同価格帯にはFiio X5 2nd Gen、Cayin N5、Lotoo PAW5000、そしてソニーのウォークマンNW-ZX100などが視野に入ってくるので、非常に競争率が高いです。

私自身は、そろそろ古くなってきたFiio X5(初代)とソニーNW-ZX1から買い換えるために色々と比較試聴した結果、音質とインターフェースに魅力を感じたDX80を興味本位で購入しました。

2015年10月22日木曜日

Chord Mojo DAC のレビュー

英国の名門オーディオメーカー「Chord Electronics」から、USB DACの「Mojo」を紹介します。

2015年10月発売の商品で、バッテリー駆動のいわゆる「ポータブルDAC・ヘッドホンアンプ」というジャンルになります。

Chord Mojo

Chord(コード)社というと、ヘッドホンマニアにとっては最近注目を浴びた上位機種の「Hugo」が有名ですが、今回発売された「Mojo」の製品コンセプトは、人気商品「Hugo」のエコノミークラスといった扱いで、コンパクトな筐体ながら高音質を継承して75,000円という低価格に抑えた意欲的なモデルです。

個人的に、25万円のHugoは高価すぎて手が出せずにいたので、今回の10万円を切るMojoという商品ははまさに「渡りに船」といった感じで、ネットでリリースが発表された時点でレビューなどを気にせずに真っ先に注文しました。

Chordというと、奇抜なデザインと同時に、他のメーカーとは異なる独自のD/A変換技術を長年使っている異色なメーカーであり、私自身もQuteHDというDACを愛用していたので、そういった面も含めて紹介しようと思います。

毎度のことながら、今回も試供品サンプルなどではなく、自腹を切って購入した製品版です。

2015年10月17日土曜日

AKG K3003 のニセモノについて

今回はしょうもない話なのですが、ヘッドホンのニセモノについてです。

昨日、とあるミーティングで会った方がK3003を使っていたため、話題をふってみたところ、「実はこれ、ニセモノなんだ」と衝撃の事実を打ち明けられました。

なんでも、定価の半額以下で売っていたから、ニセモノかも知れないけど興味本位で買ってみたら、案の定ニセモノだったそうです。下記の写真は、私の所有している本物と、この人が持っていたニセモノを並べてみたものですが、みなさんはどちらが本物だかわかるでしょうか?

どちらかがニセモノです・・・

2015年10月11日日曜日

Beyerdynamic Astell&Kern AK T8iE イヤホンのレビュー

今回はベイヤーダイナミックとAstell&Kernによるコラボレーションモデル 「AK T8iE」を紹介します。

AK T8iE

2015年10月発売のシングルダイナミックドライバ型IEMイヤホンで、日本での価格が13万円という超高級モデルです。

Astell&Kernというと高音質デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の「AK」シリーズがオーディオマニアに好評を得ており、最近では50万円の超高級DAP「AK380」などが話題を呼びましたが、自社製のイヤホン・ヘッドホンは製造していないため、これまでに何度か大手メーカーとのコラボレーションモデルをプロデュースしてきました。

今回のコラボーレション相手はドイツの名門スタジオ機器メーカー、ベイヤーダイナミックですが、一般的なコラボでよくあるような単なる色違いやチューニングでは済まさず、完全に新規開発のイヤホンを投入してきました。ベイヤーというと大型ヘッドホン専門の印象が強く、これまではIEMタイプのイヤホンについては消極的だったので、純粋に「ベイヤー初の本気イヤホン」というだけでも興味がわきます。

今回レビューで紹介するのは、いままでのレビューと同様に、自腹を切って購入した個人の所有物です。試供品やサンプルではないので、なるべく提灯記事っぽくならないよう努力します。

2015年10月1日木曜日

ソニー MDR-HW700DS ヘッドホンのレビュー

今回は、ソニーの高級ヘッドホン「MDR-HW700DS」のレビューです。

私は自他認めるヘッドホンマニアなので、よくオーディオショウなどで「一番好きなヘッドホンはどれですか?」と聞かれることがよくあるのですが、それぞれモデルごとの良さがあるため、真剣に悩んでもなかなか答えを一つに絞れません。

しかし、「では一番使用頻度が高いヘッドホンはどれですか?」と聞かれたら、それに対しては、はっきりと、「ソニー MDR-HW700DSです」と答えられます。

ソニー MDR-HW700DS

ちょっと意地悪な回答なのですが、MDR-HW700DSはいわゆる「ワイヤレスサラウンドヘッドホン」というジャンルの商品です。購入以来、もう何千時間使ったかわかりませんが、一週間を通して、毎日5-6時間は装着していることもあります。

ワイヤレスサラウンドは各メーカーがそこそこ力を入れており、よく家電量販店のテレビ部門の片隅に陳列してあるジャンルなのですが、マニアが好む「ピュアオーディオ」の仲間に入れてもらえず、あまりヘッドホンレビューなどで取り上げられる機会の少ない、可哀想なヘッドホンです。

個人的には、このソニーはとても素晴らしい機種だと思っているので、今回紹介しようと思いました。とくに最近のゲームはサラウンド対応のタイトルが多いため、ゲーマーにとって、このようなヘッドホンは必需品だと思っています。

2015年9月29日火曜日

リマスター盤の音質と、ダイナミックレンジについて

前回、ハイレゾ音源の内容について色々と見てきたので、(http://sandalaudio.blogspot.com/2015/09/blog-post_17.html

今回は、ハイレゾリマスターなどと切っても切れない関係にある、音楽のダイナミックレンジについて書き留めておきます。

リマスター盤における音圧の変貌

音楽ファンの皆さんはすでに、「ラウドネス戦争」といった事情をご存知かと思います。2000年頃から話題になり、現在でも白熱した論議が交わされている重要な話題です。音楽を愛する人にとっては、「高音質」の意味を考えさせる、知っておくべき最重要課題かもしれません。

最新のハイレゾリマスター盤なども含めて、最近ではどんな状況なのか確認してみようと思います。

Cayin N5の感想と、Fiio X5との比較

個人的にあまり出先で高音質リスニングなどをしないので、ポータブルDAPに関しては結構無頓着なのですが、普段使っているソニーNW-ZX1とFiio X5(初代)がそろそろ古くなってきたので、新調しようと考えていました。

Fiioの新型X5(2nd Gen)が良さそうだ、と検討していた最中に、CayinからN5という同価格帯のDAPが発売されたので、どちらか優れているか数時間かけて真剣に比較試聴してきました。


Cayin(カイン)はFiioと同じく中国のメーカーで、これまで「N6」という10万円のDAPが主力商品だったのですが、今回の「N5」は5万円台の低価格DAPです。実際5万円台っていうのは意外とDAPの選択肢が少ないんですよね。10万円あれば、iRiverのAstell & Kernを筆頭に、色々ハイエンドモデルが揃うのですが、それ以下だとなにかと不満の出る商品が多いです。


2015年9月17日木曜日

ハイレゾ音源と「ニセレゾ」音源について

最近、オンラインショップで96kHz・24bitなどの「ハイレゾ音源」を購入する機会が増えてきました。各地のCDショップの皆さんには申し訳ないのですが、CD媒体を購入するのとほぼ同価格で、上位互換のファイルが自宅でダウンロードできるという手軽さは魅力的です。

もちろんダウンロード販売されていないCDやレコードも多いので、毎週めぼしい新譜が出るたびにCDショップで購入しています。

個人的には、CDやLPのコレクションが膨大なため、収納場所を考えるとこれ以上物理媒体を購入したくないという思いもあります。ハイレゾ反対派でCDやLPを熱心に擁護する人のなかには、「データではなく実物やジャケットを手元に置きたい」という主張がありますが、私の場合は正反対のようです。

これが96kHz・24bitの「ハイレゾ」ファイル?

そんな感じで、無意識にもコレクション内の「ハイレゾ音源」ファイルが着々と増えてきたのですが、とある高価な96kHz・24bitハイレゾアルバムをスペアナで見た際に、こんなグラフだったら落胆しますよね。

2015年9月16日水曜日

Audioquest Jitterbug オーディオ用USBフィルタ

アメリカのオーディオメーカー「Audioquest」の新製品「Jitterbug」を紹介します。

Audioquest Jitterbug

Audioquestはそもそもオーディオ用高級ケーブルのメーカーだったのですが、低価格USB DACのDragonflyを皮切りに、最近ではハイテクヘッドホンNighthawkなど、なにかと話題性の高い商品を展開しています。ケーブルメーカーとしては大きなシェアを誇っているのですが、とにかく面白そうな商品を作ろうという意気込みが感じられる、フットワークの軽い企業のようです。

JitterbugはUSBメモリ程度の大きさのデバイスで、USBケーブルの間に接続することによりパソコンからのノイズを除去するという、いわゆる「音質向上アクセサリ」です。こういった商品はオカルト系のものが多いのですが、このJitterbugは一万円以下の手頃な価格なので、興味本位で試してみるのも面白いかもしれません。その効果のほどを調べてみます。

オーディオDAC用USBケーブルのトラブルについて

最近、初心者からベテランまで、多くのオーディオマニアのメインシステムに「USB DAC」が使われるようになりました。

パソコンを使った音楽ファイル管理の利便性の良さはもちろんのこと、それと同時に、ようやくUSBオーディオの音質の良さがマニアにも認められるようになってきたように思えます。

これまでは、俗に「ハイエンド」と言われるような100万円超のオーディオシステムでは、CDトランスポートから同軸S/PDIF(もしくはAES/EBU)デジタル出力でDACに入力するのが定番だったのですが、DSDや192kHzなどのハイレゾPCMの普及とともに大手ハイエンドメーカー勢がS/PDIFの限界に気づき、こぞってUSBへの移行に踏み切ったのが大きな牽引力になったと思います。

とくに、最近のUSB DACでは、アシンクロナス(非同期)通信が可能になり、クロックジッタがパソコンやケーブルに依存しなくなった、というのがS/PDIFなどの従来方式とくらべて大きなメリットです。

S/PDIFについては、また今度なにか書きたいのですが、今回はUSBオーディオについて、個人的に経験しているトラブルについて書き留めたいと思います。

2015年9月14日月曜日

ゼンハイザーHD700ヘッドホンのレビュー

ゼンハイザーの開放型ヘッドホン「HD700」のレビューです。

ゼンハイザー HD700

ゼンハイザーの「オーディオファイル」向けヘッドホンシリーズの中で、HD700はHD800とHD650の中間に位置付けられている、そこそこハイエンドなヘッドホンです。

↓ 以前HD800についての感想でも、HD700を簡単に紹介しました。
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800.html

2012年発売の商品で、当時の売値は8万円くらいでしたが、2015年現在でも7万円台を推移しているので、あまり値崩れしていないようです。

このHD700は世間一般では不当な扱いを受けているというか、あまり確立した評価がされていないヘッドホンだと思いますので、今回その辺も含めて紹介してみようかと思いました。

2015年9月1日火曜日

iFi Audio micro iDSD のファームウェア・アップデート v5.0 v5.0B

個人的に普段から愛用しているUSB DAC・ヘッドホンアンプのiFi Audio micro iDSDですが、2015年8月に新たなファームウェア・アップデートが登場しました。

今回の「v5.0」は、7月のv4.10から一ヶ月ほどしか経っていない発表なので、かなり速いペースと言えます。(ちなみに、v4.10をインストールしてからは、それ以前に頻繁に起こっていたUSB接続がたまに切れてしまう問題が完全に解消されました)。

nano iDSD
http://ifi-audio.jp/ifi-xmos-firmware-upgrade-instructions.html

micro iDSD
http://ifi-audio.jp/ifi-xmos-firmware-upgrade-instructions-midsd.html

とくに今回のアップデートは下位モデルの「nano iDSD」ユーザーには朗報で、任意の追加機能としてDoPモードでDSD256に対応になりました。

2015年8月28日金曜日

Grado GH1 (Heritage Series) ヘッドホンのレビュー

マニアックなヘッドホンとして名高いGrado(グラド)の、限定モデル「GH1」のレビューです。

Grado GH1

Gradoはニューヨーク・ブルックリンに本拠地を構えるオーディオメーカーで、主にヘッドホンとレコードプレーヤー用の針(カートリッジ)を製造している小さな会社です。

日曜大工のようなルックスのGradoヘッドホンは、完全開放型で遮音性は皆無、そして刺激的な音色ということで、コアなマニアが惹かれる個性的な逸品です。

2015年7月に発売されたGrado GH1は、新規ヘリテージ・シリーズの第一号機で、本拠地ブルックリン近郊で伐採されたメープル木材を使用した、同社の歴史を振り返るといった趣向のモデルです。木材の数が限られているため、限定1,000台ということで、在庫は少ないようです。

2015年8月20日木曜日

AKG K3003 イヤホンのレビュー


今回は、オーストリアの名門ヘッドホンメーカー「AKG」のイヤホン「K3003」を紹介します。

AKG K3003

コンパクトな筐体ながら、ダイナミックドライバと2つのバランスド・アーマチュア(BA)を搭載した3WAYハイブリッド構造のイヤホンです。

2011年発売の商品で、販売価格が12−13万円台ということで、イヤホンの中ではとても高級な部類に入ります。

この価格帯だと他社製品では、たとえば6WAYなど更に多数のドライバを搭載していたり、自分の耳型を作るカスタムIEMなども視野に入ってくるのですが、K3003は一見無難ながら、それらに引けを取らない魅力があるイヤホンです。

2015年8月8日土曜日

ゼンハイザーHD800、ベイヤーダイナミックT1、AKG K812の比較試聴

これまで三回にわたって、ゼンハイザーHD800、ベイヤーダイナミックT1、AKG K812の各ヘッドホンについて紹介してきました。

三者三様の素晴らしいヘッドホンです

↓ ゼンハイザー HD800のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800.html

↓ ベイヤーダイナミックT1のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html

↓ AKG K812のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/akg-k812.html

それぞれの記事で音質に関してのインプレッションを個別に書き留めても良かったのですが、どのヘッドホンも非常に高音質で褒め言葉しか見つからなかったため、それだけではあまり参考にならないと思いました。

というわけで、これら三機種を同環境・同音源で交互に試聴して、各モデルの特徴などを探っていきたいと思います。

2015年8月6日木曜日

ベイヤーダイナミック New T1 (2015年マイナーチェンジ)について

新型 T1 2015年マイナーチェンジ

先日ベイヤーダイナミックT1の感想をまとめたばかりなのですが ( http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html)、早速ニューモデルが発売されるようです。音質が変わるようなので、気になるところです。

広報サイトから、新型T1の側面写真


ベイヤーダイナミック T1 ヘッドホンのレビュー

ドイツの名門ヘッドホンメーカー、ベイヤーダイナミックの最上級ヘッドホン「T1」のレビューです。

ベイヤーダイナミックT1

T1は2009年に登場したセミオープン型モニターヘッドホンで、発売当時の価格が13万円、現在の店頭販売価格が約10万円程度のハイエンドモデルです。ベイヤーダイナミックというと、硬派なスタジオモニターヘッドホンが有名ですが、このT1はそれらの系統を踏襲しながら更に上を目指したフラッグシップ機という位置付けです。

今回はスタジオモニターヘッドホン ゼンハイザーHD800、AKG K812、そしてベイヤーダイナミックT1の三機種を続けて紹介しています。

↓ AKG K812はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/akg-k812.html

↓ ゼンハイザー HD800はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800.html

↓ 三機種の音質比較はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800t1akg-k812.html


2015年8月5日水曜日

ゼンハイザーHD800 ヘッドホンのレビュー

ヘッドホンメーカーの最大手、ゼンハイザーのヘッドホン「HD800」のレビューです。

ゼンハイザーHD800

このヘッドホンに関しては、数年前からずっと所有していながら、これまで感想を書き留めるのを避けてきたような気がします。私自身は未だに意見がまとまらない状態なので、また数年後には印象が変わるかもしれません。それだけ奥が深いヘッドホンです。

2009年にデビューしたハイエンド・スタジオモニターヘッドホンで、その近未来的なデザインに勝るとも劣らない高音質でヘッドホン新世代の幕開けを宣言した、記念すべきモデルです。

今回AKG K812、ゼンハイザーHD800、ベイヤーダイナミックT1の三機種をつづけてレビューしており、音質に関しては後続の記事でそれぞれの比較を行いたいと思います。

↓ AKG K812のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/akg-k812.html

↓ ベイヤーダイナミックT1のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html

↓ 三機種の音質比較はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800t1akg-k812.html


AKG K812 ヘッドホンのレビュー

オーストリアの老舗ヘッドホンメーカーAKGの新世代フラッグシップ・ヘッドホン、K812のレビューです。

K812

2014年2月発売当時の定価は16万円という最高級モデルで、ドイツのゼンハイザーHD800やベイヤーダイナミックT1と肩を並べる、新世代の開放型スタジオモニターヘッドホンです。

2015年には円安の影響で176,000円へ値上がりする価格改定がありましたが、2015年8月現在では店頭販売価格が12万円台で安定しているので、そろそろ手を出してみようと思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は三回に記事を分けて、手持ちのK812、HD800、T1の三機種を比較してみようと思います。

↓ ゼンハイザー HD800のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800.html

↓ ベイヤーダイナミックT1のレビューはこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/t1.html

↓ 三機種の音質比較はこちら
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/08/hd800t1akg-k812.html


2015年8月1日土曜日

iFi Audio micro iDSD用USBケーブルと、 v4.10 ファームウェア・アップデート

以前 iFi Audio micro iDSDについてレビューを載せましたが、非常に完成度の高いUSB DAC・ヘッドホンアンプなので愛用しています。

↓レビュー
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/05/ifi-audio-idsd-micro.html

2015年7月24日にiFi Audio公式サイト(http://ifi-audio.com/)にて最新ファームウェア v4.10が公開されたので、これを導入してみました。

ほぼ1年ぶりの更新です


2015年7月25日土曜日

ゼンハイザー IE80 IE60のレビュー

古いモデルなので今更な感じもしますが、ゼンハイザーのIE80とIE60の紹介です。残念ながら上位モデルのIE800はあまり音色が好みではないため購入しておりません。

IE80    IE60

IE80とIE60はどちらも2011年に発売されたイヤホンで、発売当時にIE80が4万円、IE60が2万円程度だったので、かなりの価格差があります。これ以前に販売していたIE8・IE6というイヤホンの後継機となります。

2015年7月20日月曜日

HiFiMAN HE1000 ヘッドホンの試聴 レビュー

HiFiMANの超弩級ヘッドホン HE1000をお借りする機会があったので、時間をかけて色々な音楽を試聴してみました。

HE1000

日本での発売は2015年夏いうことで、まだこれを書いている時点では販売価格はわかりませんが、米国で$3,000ということなので、40万円程度でしょうか。かなりの高額商品です。ここまで高価なヘッドホンというのは本当に必要なのでしょうか?残念ながら私の財布では手が届きそうにない価格ですが、じっくりと試聴してきたので感想をまとめておきます。

2015年7月18日土曜日

FiiO X5 2nd gen の試聴 レビュー

FiiOの高音質ポータブル・デジタル・オーディオ・プレイヤー(DAP)X5 2nd gen(X5II)をお借りすることができたので、簡単に感想をまとめておきます。

左から順に: X1、 X3 2nd gen、 X5、 X5 2nd gen


これまでFiiO社のDAPはX3 → X5 → X3 2nd genと3種類も購入してきたのですが、今回のX5 2nd genについては購入を見送ることにしました。その理由については後述します。

2015年7月17日金曜日

Audioquest NightHawk ヘッドホンの試聴 レビュー

最近ネットなどで話題になっている最新ヘッドホンの注目株Audioquest NightHawkを長期間お借りして試聴する機会があったので、感想をまとめておきたいと思います。

Audioquest NightHawkとOPPO HA-2


約8万円という高価格帯で、鳴り物入りの新参ハイエンドヘッドホンということで、発売前から音質や設計思想について注目を浴びている、興味深い商品です。

このヘッドホンは十分なエージング・慣らし運転が必要だということですが、今回お借りしたのは100時間程度稼働させていたものです。

というわけで、実際の音質はいかがでしょうか。

2015年7月14日火曜日

radius Ne PLAYERがDLNA対応になりました

iPhone、iPadなどのiOS端末でハイレゾ再生をする場合には、これらの音楽ファイルに対応したアプリが必要になります。



2015年現在でポピュラーなのは、のOnkyo HF Playerと、最近登場したradius Ne PLAYERです。今回Ne PLAYERが大幅なアップデートによりDLNA対応となり、使い道がさらに増えたため簡単に紹介しようと思います。


2015年7月6日月曜日

フィリップス Fidelio X1 ・ X2 ヘッドホンのレビュー

フィリップス (Philips)のヘッドホン、Fidelio X1 と X2のレビューです。

Fidelio X1は2013年に発売されたフィリップスの最上位ハイエンドヘッドホンで、X2は2015年に登場した後継機です。外見上は色が変わったくらいでほぼ違いはありませんが、中身はかなり変更されているので今回は比較のため両方取り上げてみようと思います。

Philips Fidelio X2

音楽鑑賞のための「理想的で完璧なヘッドホン」なんてものがこの世に存在するとしたら、このFidelio X2のことなのではないか、と思わせるくらい素晴らしいヘッドホンですので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

2015年7月5日日曜日

B&O Bang & Olufsen BeoPlay H8 ワイヤレス・ノイズキャンセリングヘッドホンのレビュー

B&Oの2015年新作「H8」ヘッドホンのレビューです

エレガントで上質なデザインにばかり目が行きがちですが、音質も値段相応になかなかの物なので、紹介したいと思います。




アップルストアで46,000円前後と、ポータブルヘッドホンとしては高価な部類ですが、見かけによらず最新スペック満載のハイテクヘッドホンです。

2015年6月24日水曜日

JVC HA-FX1100 ウッドドームユニット搭載イヤホンのレビュー

JVCのイヤホンHA-FX1100を購入しました。JVCのイヤホンの中でも木材を使ったウッドドームユニット搭載シリーズが最近大人気ですが、HA-FX1100はその中で一番高価なモデルです。

JVC HA-FX1100 

個人的にバランスド・アーマチュア(BA)型よりもシングル・ダイナミックドライバ型のイヤホンが好きなのでいくつか所有していますが、JVCのウッドシリーズは以前から気になっていながら購入するのは今回が初めてになります。

2015年6月3日水曜日

Fiio X3 2nd Generation ポータブルDAPのレビュー

Fiioのポータブルデジタルオーディオプレーヤー(DAP)「X3 2nd Generation」のレビューです

2015年5月発売の小型プレイヤーで、二万円台という低価格ながら192kHz/24bitのハイレゾPCMおよび、DSDをネイティブ再生できるという高スペックな商品です。

Fiio X3 2nd gen

個人的にFiioとは縁が深く、初代X3を気に入ったのがきっかけで、2014年のX5、そして今回のX3 2nd genと毎回発売と同時に購入してきました。今回はこれら過去モデルと比較してみようと思います。さらに低価格帯のX1というプレイヤーがありますが、これは所有していません。

左から:ソニーNW-ZX1 Fiio X3 2nd gen Fiio X3(初代) Fiio X5

2015年5月23日土曜日

Audeze EL-8 開放型・密閉型を比較試聴してきました

米カリフォルニアのヘッドホンメーカー Audezeの新ヘッドホン EL-8を試聴してきました。
このヘッドホンはAudeze LCDシリーズの平面駆動型ドライバ技術を継承した、ポータブル用ヘッドホンということで注目を浴びています。

Audeze EL-8 左:密閉型  右:開放型



興味深いのは、同じデザインと価格で開放型・密閉型の2つのモデルを販売していることです。値段が同じということは、どちらが優れているというわけではなく、ユーザーの好みで選ぶことになるので、非常に悩ましいです。私も購入しようか真剣に考えていたので、今回は2つ同時に同条件で1時間ほど試聴してきました。結果、購入は断念したのですが、一応参考までに記事にまとめておきます。

2015年5月現在、日本では未発売ですが海外では結構前から出回っているので、日本でもショップなどでちらほらと見る機会が多いです。

2015年5月21日木曜日

Ultrasone Performance 880 ヘッドホンのレビュー

ドイツのヘッドホンメーカー Ultrasoneのヘッドホン Performance 880のレビューです。

2014年の年末にデビューした新「パフォーマンス」シリーズのヘッドホンで、Performance 「840、860、880」3兄弟の中の最上位機種です。


Ultrasoneのヘッドホンは比較的安価で販売されているスタジオユースのDJシリーズと、超高級なプレミアムリスニングのEditionシリーズが有名でが、今回のPerformanceシリーズはそれらの中間を狙った位置づけで、スタジオでもリスニングでも使えることを目指したオールマイティなヘッドホンです。

2015年5月6日水曜日

Lehmann Audio Black Cube Linear (BCL) ヘッドホンアンプのレビュー

Lehmann Audioのヘッドホンアンプ、「Black Cube Linear」通称BCLのレビューです。

このアンプは個人的に思い出深く、もう10年ほどずっと第一線で使い続けている、素晴らしい商品です。

HMVのステッカーは自分で貼ったものです・・

2004年ごろ、まだヘッドホンがブームになる以前では、高級ヘッドホンアンプといえば選択肢はこれくらいしか無かったので、ヘッドホンメーカーの多くがレファレンスとして利用していました。とくにオーディオショウの各社デモブースなどで必ず使われていたので、私も当時それが理由で気になって購入しました。

簡素ながら非常に信頼性が高く、音質もすばらしいヘッドホンアンプなので、今回簡単に紹介してみたいと思います。

2015年5月5日火曜日

iFi Audio iDSD Microのレビュー

今回はiFi AudioのUSB DAC・ヘッドホンアンプ「micro iDSD」のレビューです。

ボリュームノブが滑りやすいのでビニールテープを張りました

小型でバッテリ内蔵式、パソコン・スマホ対応のポータブルデバイスでありながら、高出力で、ハイレゾPCMやDSD対応と、時代の超最先端をいっており注目を浴びている商品です。

とくに、このような高スペックでありながら値段が6~7万円台ということで、他社の類似機器とくらべてだいぶお買い得感があります。

ちなみに正式名称については、メーカーが「micro iDSD」、「iDSD micro」とどちらでも呼んでいるので、よくわかりません・・。公式サイトでは「micro iDSD」なのでそう呼ぶことにします。

2015年5月2日土曜日

Bowers & Wilkins (B&W) P7 & P5 Series 2 ヘッドホンのレビュー

英国のスピーカーメーカー名門Bowers & Wilkins(B&W)のヘッドホン「P7」と「P5 Series 2」 のレビューです。

B&W P5 Series 2とP7

どちらのヘッドホンも高級志向のデザインで、ポータブルでありながらプレミアムな音楽体験を味わえるというハイエンド商品です。全国のアップル系店舗で展示販売されているので、この手の高級ヘッドホンの中では比較的よく目にする商品だと思われます。

デザインだけではなく音質も素晴らしいので、この二機種を比較してみようと思います。

2015年4月26日日曜日

Beyerdynamic T51p & DT1350 ポータブルヘッドホンのレビュー

ベイヤーダイナミックのポータブルヘッドホン T51pとDT1350のレビューです。

T51pとDT1350はどちらもほぼ同じ形状をしており、ベイヤーダイナミックの誇る「テスラテクノロジー」というドライバー技術を投入したポータブル用ヘッドホンということで、「あのベイヤーの音を外出先で楽しめる」といったセールスポイントが特徴的な製品です。


2011年にT50pとDT1350というバリエーションで二機種が発売され、2014年にT50pの後継機であるT51pが発売されました。その中で、現在自分が所有しているDT1350とT51pを簡単に比較してみようと思います。

2015年4月14日火曜日

Onkyo HF PlayerとRadius Ne PLAYERを比較してみました (iOS版)

iOS用のハイレゾ対応オーディオプレイヤーというと、オンキョーのHF Playerが一番メジャーですが、このたびRadiusからNe PLAYERというアプリが発売されたので、購入してみました。

Ne PLAYERはApp Storeにて1800円で販売されていますが、初回セールということで2015年4月21日まで1080円に割引されています。対するHF Playerは1000円なので、まあライバルソフトですね。

2015年4月8日水曜日

オーディオテクニカ ATH-ESW9LTDのレビュー

オーディオテクニカのポータブル用ヘッドホン、ATH-ESW9LTDのレビューです。

はじめに言いますが、このヘッドホンはスゴイです。感動しました。具体的な音質については後記します。

ATH-ESW9LTDのセールスポイントはハウジングに削り出しの高級木材を使っているということで、外見の美しさはもとより、木材による自然な響きが音楽に影響を与えるらしいです。ちなみにこのモデルはチーク材を使っています。



2015年3月29日日曜日

Fostex TH600 ヘッドホンのレビュー

Fostexの密閉型ヘッドホン、TH600のレビューです。

購入してからそろそろ一年が経ちますが、結構気に入っているので頻繁に使っています。
TH600の上位モデルにTH900というのがありますが、個人的にはこのTH600の音質のほうが気に入っています。

FOSTEX TH600

2015年3月23日月曜日

ソニー NW-ZX2を試してきました

ソニーNW-ZX2のデモ機を借りる機会があったので、ちょっと使ってみました。

OPPO HA-2・iPod Touchとの比較
10万円の超高級プレーヤーなのでそう簡単に買えるものではないのですが、現在使っているNW-ZX1からのアップグレードということで気になっています。

結果、買わないことにしたので、簡単なインプレッションを書き留めておきます。

2015年3月20日金曜日

OPPO PM-3 ヘッドホンを試聴してきました

OPPOの新しいヘッドホンPM-3が発売ということで、買おうかどうしようか、決めるために試聴してきました。

10万円クラスの開放型ハイエンドヘッドホンPM-1・PM-2の下位モデルとして、5万円台で密閉型という興味深い商品です。

結果としてPM-3は買わないことになったので、レビューというよりも自分用のメモを書いておこうと思います。


2015年3月18日水曜日

Fostex TH500RP 平面駆動型ヘッドホンのレビュー

フォステクスが2014年に発売した平面駆動型ヘッドホン「TH500RP」のレビューです。

個人的に非常に興味のある商品だったので、発売と同時に購入しました。

2015年3月14日土曜日

OPPO HA-2 レビューの追記

前回OPPO HA-2の購入レビューをしてから、一週間ほど使ってみたのですが、HA-2は本当に素晴らしいUSB DAC兼ヘッドホンアンプだと思います。

↓前回のOPPO HA-2レビュー
http://sandalaudio.blogspot.com/2015/03/oppo-ha-2dac.html


いろんな使い方を考えてみましたが、こんな組み合わせが最強だと思います。

ヘッドホンはOPPO HA-2とデザインが似合ってると思うB&W P5 S2です。